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世界的建築家 安藤忠雄に学ぶ「仕事のつくり方」

Posted on 2014年10月15日
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皆さんは、建築家 安藤忠雄さんをご存知でしょうか? 安藤さんは、学歴も社会的基盤もないなか、独学で建築家となり、半世紀以上にわたり美術館から住宅まで幅広い建築作品を数多く手がけ、現在も世界で活躍されている方です。

 

今回は、安藤忠雄さん箸「仕事をつくる」より、彼の強い思いの秘訣に迫ります!

その強い思いは、何か新しいことを始めようとしている方々をきっと奮いたたせてくれることでしょう。

「建築家になる」という強い思い

一般的に、建築家になるためには大学でまずは4年間建築を学ぶことが必要とされます。

しかし安藤さんは、家族の経済的理由と学力の問題から大学進学を断念。

それでも建築の道を諦めきれなかった安藤さんは、建築科に進学した友人に相談をしながら

なんと大学4年間で学ぶ量の本を1年で読破。

誰とも悩みや不安を共有できない孤独と戦いながらも、

幼い頃からの「建築に関わりたい」という思いを胸に、

昼はアルバイト、夜は通信教育と参考書の独学を続け、二級、一級建築士の資格を一発で取得していきました。

 

「気力。集中力。目的意識。強い思いを持つことが、自らに課したハードルを越えさせる」。

安藤さんはそう言います。

目標を常に見据えながら、ぶれずに着々とハードルをクリアしていく安藤さんの生き方は本当にエネルギーにあふれています。

連戦連敗でもあきらめない

建築士の資格をとるために毎日多くの時間を費やしてコツコツと勉強した安藤さん。

その後、世界各地の美術館や日本では表参道ヒルズの建設にたずさわり、一見連勝連敗しているかのように見えます。

しかし実際は、建築のアイディアだけを武器にコンペで数百の事務所との戦いに勝つのは容易なことではなく、

安藤さんも新しい京都駅の国際建築コンペに敗れる等、負けを経験しています。

だからこそ、負けから学ぶ大切さを痛感しているのでしょう。

挑戦の失敗の不安と緊張感の中で挑戦を続け、敗北をすれば自分を見つめ直し学ぶ。

その過程で、初めは小さな点であったものが、情熱をもって辛抱強く続けていくうちに必ず実になる、

これが安藤さんのメッセージだと私は考えます。

チャンスをものする姿勢

建築の世界では本来学歴が重要視されます。

そのようななかで、大学を出ていない彼はどのようにして仕事を得て建築の世界で生きてきたのでしょうか?

 

彼は、仕事を得ていたのではなく、自分で仕事をつくっていたのです。

仕事を依頼されていなくても、空き地や改善したい場所があれば自ら建築の案を練り、提案をしていく。

 

上述したように安藤さんは、挑戦し続けてきました。

「いくつであっても新しいことへの挑戦が、また新たな可能性をうみだす」のです。

私が思う彼の見習うべき点は、その新たな可能性を生み出して自ら掴もうとする姿勢。

 

彼は自らの建築に関わる全ての人との話し合いを大切にして、こころをつないでいき、

妥協のないものづくりを実現させようとさせます。その出会った全ての人々との縁の一つひとつを大切にしている姿勢こそ、

新たな縁や可能性を引き寄せ、自らの世界を自然とより広くしているのではないかと私は思います。

 

先日、北京で開催された学生会議に参加してきました。

日中韓台の学生が集まる場で、いかに発言するか、大勢の中でどのように人と親密になるのか。

数々の出会いのなかで一人ひとりとの話し合いを大切にしていくことで多くの縁をつくり、

さらに自分の世界を広げていくんだ、そう決意した7日間でした。

 

ぜひ、「仕事をつくる」手に取ってみて下さい!

ライター

ABROADERS 学生局 

高橋 美帆/Miho Takahashi

1993年生まれ。東京大学文科3類の2年生。 ABROADERSと国際協力系NPO法人でインターン中。ABROADERSでは記事編集に関わる。趣味は洋服収集と写真展美術展鑑賞。モットーは、まずは何でも挑戦してみることと、諦めないこと。最近中国語の勉強にはまっている。

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