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「インターンシップ、やってみる?」学生・企業にとってのメリット&デメリットまとめ
新卒アジア就職から始まるキャリアデザインという記事に始まり、その分野についてキャリア相談・質問を多くの大学生の方からいただくようになりました。

その中でも、特に私が海外就職に至った動機と、それまでの道のりをよく聞かれます。「道のり」として私に大きな影響を与えてくれたのは、学生時代に行ったインターンシップでした。
そこで今回は、学生・企業にとってのインターンシップのメリットと、気をつけたい落とし穴についてお届けします。
学生インターンシップのメリットとは
私が知る限りの新卒海外就職者たちのほとんどに共通することは、「インターンシップに参加した経験がある」ことです。
海外就職に限ったことではなく、インターンは自身のキャリアを考えるために重要な経験だったと思います。

私のインターンの出発点は「働くって何だ?」というところからでした。
自分の仕事テイストを見極めるためにも、興味のあるもの・無いもの何でもお試しできるのは、学生インターンならではの特権でしょう。
私は人生の大半の時間を働くことに費やすのなら、続けられる「好き」がある仕事に出会いたいと思っていました。
インターンを通して答えをはっきり見つけられなくてもOKだと思いますし、学生にとって「働くこと」と向き合えること自体がメリットになると思います。

キャリアデザインという大きな観点だけでなく、インターンに応募するための面接や履歴書は就活の練習にもなるはず。また、実際の就活でアピールする内容も、より有意義で実用的なものになってくるでしょう。
企業にとっても、人件費や労力という観点だけでなく、固定観念のない学生のアイディアに耳を傾けたり、違う世代との柔軟なコミュニケーションを促進するためにも、インターンを導入する利点は大きいだろうと思います。
インターンシップで気を付けたい落とし穴1.雑用係として使われないように
インターンには良いことだけではなく、落とし穴もあります。
内容や関わる人は会社によりますが、雑用業務だけで終わってしまうようなところも。
自分の目的や成長意欲のコアなところをもった上で取り組まないと、得たいものを得るどころか、使われるだけで終わってしまうかもしれません。
もちろん、ある程度雑用をすることも大事かとは思います。
でも与えられた仕事をただこなすだけではなく、しばらくしたら自らアイディアを出すなど、より意欲を見せれば与えられる仕事も変わってくるのではないでしょうか。

仕事の「し」の字も分かっていなかった学生の私にとっては、たとえ大量の契約書類をスキャンし分別していくことでも、効率性やマルチタスクなど仕事の基本を学ぶことができましたし、それは実際の就職面接でもお話しました。
でもそれと同時に「実際に働き始めたら、もっと面白いことにスキルを使いたい。印刷機の前に立ち続けるような仕事は一生やらない!」と新たな意欲がメラメラと燃えました(笑)。
インターンシップで気を付けたい落とし穴2.大企業ブランドの短期インターン体験

シンガポール国内では、インターンシップは学生や企業にとって大変重要なものです。
インターン求人情報も豊富に出ており、私が新卒で入社した米国リサーチ企業では、学生が社員と同じように国際電話で交渉をして上司とやりとりをする光景が普通でした。
新卒一括採用のない海外のほとんどの国においては、実務経験を証明することが職を得るためのキーです。中でもインターンシップは実務経験を得るための最たるものなのです。
彼らが得た実務経験を就職に結びつけるものは「実務経験から得た即戦力」。
職場環境に身を置き、社員やお客様とビジネスとして関わり、マニュアル通りにいかない境遇に直面することで得られる、「現場で動く力」「柔軟に考える力」、そして「環境に適したコミュニケーション力」は、サークル活動やアルバイトだけでは得るのが難しい「即戦力」です。
日本にも、主に大企業主催の1日~1週間と比較的手短期のインターン・職業体験が多くありますよね。プランによって目的は異なるかとは思いますが、ここでは実用的な即戦力は身につきにくいかもしれません。
その環境・企業文化に入って人間関係を構築し、試行錯誤した末に突破する経験や得る洞察は、ある程度の時間とエネルギーを費やすものだからです。
企業・学生のあいだでWin-Winの関係になるように、日本のインターンシップがより実用的なトレーニングになることが重要でしょう。

また、学生は自分の目的に見合うインターン・プログラムかどうか見極めることが大切です。
オープンな姿勢で柔軟に学んでいくことももちろん大事ですが、そもそもインターンを始めた目的や大きな地図を頭に入れておくことで、内容の有意義さは大きく変わってくるはずです。
次回は「私が実際に行ったインターンの体験談と、海外就職に結びつけるための経験」について掘り下げます。
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by Nnn