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「既卒・就職経験ゼロ」のぼくがセブのインターンシップで学んだこと
フィリピン・セブ島でライターをしている佐藤英太です。現在は主にフィルポータルというフィリピン情報サイトで記事を書かせてもらっていますが、その前はセブの語学学校でインターンシップをしていました。今回は「海外インターンシップってどんなもの?」という視点で、インターンシップ中の仕事内容や暮らし、またその中から学んだことについてご紹介します。

そもそも、海外インターンシップって?
ひとことで言うと、
「インターンシップの現場が海外になった」もの。
いろいろな国で実施されていて、
僕の知り合いにも、アメリカやインド、
他にはマレーシアでのインターンシップを経験された方がいます。
仕事の内容も飲食店勤務からコールセンター、
Webサイト開発やアプリ開発などさまざまです。
僕の場合はフィリピン・セブ島にある語学学校で、
英語の授業をもらいながらライティングの仕事をするというものでした。
手探りのなかで見つけた小さな発見

平日は主に仕事と、英語の勉強をしていました。
8時間のうち6時間が仕事、
2時間が英語の授業といった具合です。
仕事は、セブ島の情報発信や学校での暮らしを紹介するもの。
情報発信については、Googleキーワードプランナーという
サービスを使ってキーワードを選定し
「人々はどんな情報を求めているのか?」ということを
必死に考えていました。
毎日のようにキーワードとにらめっこをし、
記事の企画を考え、執筆するという具合です。
SEOにはそこまで詳しくなかったので、
本を読んだりして雲をつかむような想いで仕事をしていました。
しかし慣れてくると「これはマーケティング領域の仕事なのだな」と
いうことがだんだんとわかってくるように。
「これはフィリピンならでは」と強く感じたことは
「現地人とのコミュニケーション」です。
それは、学校HPに掲載する先生たちの写真と
一言コメントを集めていた時のこと。
朝礼で先生たちに
「写真撮影をするから○時になったらここに来てね」と
お願いしたところ、時間になっても先生がなかなか来ない。
呼びに行くと「オッケー♪」と軽いノリ。
なんとまったく覚えていなかったのです!
(すべての先生がそうというわけではありません)

また、コメントを集めるために渡した紙も
「無くした」とか「明日書く」と言って
期限を守ってくれない先生がいました。
英語レベルも高くなく、
当初フィリピン人の国民性をあまり理解していなかったぼくは
「どう伝えたらいいんだ……」と悩みました。
日本人の先輩に相談したところ
「みんなプライドが高いから、人前で叱るのは避けてね」とのこと。
そこで遅れていた先生一人ひとりに、
何のために使うのか・なぜその日までに欲しいのかなどを
事細かに説明したら、なんとか理解を示してくれました。
慣れない言語・環境では、
ときにはより丁寧に・じっくりと
説明をする必要もあるのだと感じました。
振り返ればちいさな出来事ですが、
なにごとも向き合い続ければ
楽しい瞬間に出会えるのだと思います。
仕事と英語学習の両立
英語の授業はマンツーマンで、
発音を鍛えるものと、
教科書のトピック(社会問題社会問題や最近のニュース)について
議論するものを受けていました。
発音の授業ではポエムを読んだり、
英語の歌を発音に意識を向けて歌ったりしながら
アメリカ英語の発音を学びます。
プレゼンテーションをする機会もあり、
人前で英語を話すいい練習になりました。

また人生など概念的なものついて、
自分の考えを英語で話すのは難しく、
「Why?」と何度も聞かれた時は戸惑いましたが、
授業の前に自分の考えをまとめたりすることで
なんとか食らいついていきました。
以上のような授業を受けていたのですが、
仕事と勉強の両立はなかなか大変でした。
仕事は手探り状態な上に、
家に帰ると勉強をする体力もわずか。
さらに、自分にとってはフィリピンという勝手がわからない環境……。
宿題をせずに授業を受けてしまうこともしばしばで、
熱心な先生たちに残念な表情をさせてしまいました。
「これでは仕事にさえ支障をきたすのでは……」と焦ったぼくは、
先生にすべてを打ち明けることに。

仕事は手探り状態で、かつ他の仕事もしていること。
ただできる限り英語を上達させたくて、
なにか良い方法がないか模索していること。
もてる語彙を総動員して伝えました。
宿題もやってこないのに
「英語を上達させたい」なんてワガママを言ってしまいましたが、
先生たちは親身にぼくの話を聞いてくれました。
最終的に、仕事の進行具合と宿題の量を
都度相談しながら決める、という結論に落ち着きました。
英語で相談という時点でぼくにとってはハードルが高めですが、
勇気を振り絞って相談してよかったなぁと思っています。
セブ島インターンシップの魅力

セブ島を選んだ理由は、実は特にありません!
というのもインターンシップに参加することになったのが、
偶然だったためです(詳しい経緯はコチラ)。
しかし、セブ島でインターンシップを終えた今では
その魅力を語れます。
仕事を忘れたことも忘れて「オッケー♪」なんて
軽いノリで過ごす現地人には時折頭を悩まされましたが、
その反面、明るさに元気を分けてもらうこともありました。
何もかもをキチッとこなせなくてもいい、肩肘を張らなくてもいい、と
思えるようになったのは大きな収穫でした。
ぼくがセブのインターンシップで学んだことは、
コミュニケーションにおいて大切なのは言葉だけではないということ。
良い意味で肩の力が抜けるのが、セブ島の魅力だと思います。
日本にいて「ちょっと息苦しいかも」と
感じている方はセブ島に来てみてはいかがでしょうか。
ライター
佐藤 英太 / Eita Sato
1991年生まれ、新潟県出身の放浪系フリーライター。大学卒業後は木工職人を目指していたが、急遽ライターへ転身。石川・岐阜・長野・新潟・高知と4ヶ月に1度のペースで拠点を変え、現在はフィリピン・セブ島で編集・ライティングを学んでいる。ブログ「放浪系フリーライターの日常」。
Ambassadorのプロフィール




















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