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カンボジアNo.1アパレルブランドを目指して、ファースト・ペンギンに僕らはなる!

Posted on 2018年07月09日
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スースダイ、浅野です!


いよいよ日本も夏到来ですね。
一方、カンボジアはいよいよ雨期モード。1日に一度、ほぼ必ずスコールがやってくる日常です。そして大雨の後は、この上の写真のように道路が冠水! バイクも車も、マフラーから水が入り、止まってしまいます。でも不思議と、直るんです(笑)。


こんなピンチに遭っても笑っていられるカンボジア人の皆さんのこと、とても素敵だなと思います。


 


私たちのアパレルブランドSui-Johももっともっと共に笑い成長していきたい、ということで先日、1年に一度の全体ミーティングをシェムリアップで行いました。


プロのファシリテーターを招いて、ワークショップも実施するという気合いの入れようです(ナプラワークスの吉川舞さん、ありがとうございました!!)。


両店舗が、ふだん電話やFacebookメッセンジャーでよくやり取りはしていても、実際に顔を合わせて話すチャンスはなかなかありません。顔を合わさずにするやり取りは、歪みが生まれがちでもあります。その修正と相互理解、そしてリフレッシュができたら良いなと思います。


 


ミーティングはまずは自己紹介から始まり、各々のSui-Johという舞台で、お客様との関係で得られたハッピーな思い出をシェアし、楽しい想いに浸った後は、僕にとっての地獄的な時間へ……「浅野佑介に関して、知っていること、知らないこと、知りたいこと、をポストイットに書き出していこう!のコーナー」です。


僕はまず30分ほど席を外し、戻ってくると、たくさんのポストイットが壁に貼られていました……。


 


 

簡単な質問から心をえぐられる問いまで

その壁に背を向けて座り、僕はインタビューを受けるわけですが、「日本では何の仕事していたのか」「今まで何ヶ国に行ったことがあるか」「なぜカンボジアに来たのか」など、聞かれて「確かに話したことなかったな~」と思う質問もたくさんありましました。


その一方で、「いつも急に仕事をふることが多いのはなぜだ?」「なぜ態度が豹変する時があるのか」 「問題が起こるたび『WHY』と問いかけてくるのはなぜ?」など、心に針をチクチク刺されるような質問の嵐! 覚悟はしていましたが、自分もうっすら気にかけていたところを突かれるので、それを改まって言われると余計心にしみます……。


 


きっと職場環境をもっと良くしたいと思った上での質問なのだろうと、僕としてもそれらを受け止め、また一緒に改善していく良い機会になったと思います。と同時に、社員たちにとってのガス抜きにもなったのかな、とも思います。


個性の強いメンバーをまとめるのって、本当に難しいですね。サッカーや野球などの監督って、本当にすごいと心底思います。


 


 

すべては「今から」次第

Sui-Johは大きく立派な企業ではなく、超零細企業です。だからこそ、密に共有できたり、互いに分かり合えたり、より深いところで繋がれたりするのだと信じています。


僕らは僕らの強さを磨いていく、そんな礎にしていかなければ、と思います。このチャンスを生かすも殺すも、「今から」次第です。


 


そしてミーティングの最後に、各々2019年の目標を発表しました。


みんなの抱える大きなビジョンを改めて知って、その壮大さに僕は驚かされるばかりでした。同時に、彼らのたくましさを感じます。人に笑われるくらいのでっかい夢を、一緒に叶えていきたいです。


僕の2019年の目標。
それは、カンボジアのアパレルブランドの中で、僕たちのブランドが「トップオブマインド(Unaided Awareness)」になること。つまり、カンボジアのアパレルで、マインドシェアのトップを狙います。


そのためには、どんどん「ファースト・ペンギン」になって、他企業がしないような挑戦に挑み、未知の冒険をしていきます。


 


ちなみにミーティング後は宴会へとうつり、メンバーに煽られ一気飲み大会が始まって負けじと飲み、その日の夜中は久々に悶えたのでした……。


 

経験した日: 2018年07月09日

Ambassadorのプロフィール


浅野祐介

日常にHAPPYと彩りをお届けするカンボジア発のファッションブランド、Sui-Johの創設者。1981年愛知県生まれ。4人兄弟の長男。会社員を経て、2010年秋よりプノンペン市内のNorton大学 大学院へ入学。その中で、ファッションと文化の融合を目指しシャツ作りを始め、現在はトートバッグやポーチなど幅広く制作をしている。モットーは”Happiness is only real, when it’s shared”。

浅野祐介さんが書いたノート


カンボジア に関するノート