- HOME
- 九州の若者に、刺激を与えられるような存在になりたい〜カンボジアの人材会社CamUP Job CEO佐藤奈緒さんが、海外に飛び込んだ3つの理由〜
九州の若者に、刺激を与えられるような存在になりたい〜カンボジアの人材会社CamUP Job CEO佐藤奈緒さんが、海外に飛び込んだ3つの理由〜
カンボジアの人材会社CamUP Job CEO佐藤奈緒さんへのインタビュー記事
半年間の旅の中で、自分がしたい働き方が見えてきた
カンボジアに行かれたきっかけを教えて下さい。
新卒で入った会社を3年半で辞め、半年間で海外10カ国を周りながら今後の働き方を模索していました。その時に、前代表である前職の同期から連絡がきた事がきっかけです。
カンボジアは旅行ですら来たことがありませんでしたが、カンボジアで働くと即決しました。しかも、人材業界は未経験なのに、です。
この決断ができたのは、半年間の旅の中で考えた自分が望む働き方と、カンボジアでできることが合致したからです。
1つ目が、挑戦できる成長環境があったこと。
2つ目が、刺激的な人たちと働けること。
3つ目が、(良い人を企業に紹介するとその企業が成長する。そういう企業が増えればカンボジアの経済自体が伸びる。そういった意味で、人材紹介は)社会に直接的に良いインパクトを与えられる仕事だったこと。
そのなかでやはり一番の決め手になったのは、前代表と働きたいという思いでした。何をするか以上に、誰とするかを大切にしていました。それは今も変わりません。
新卒で入った会社では何をされていたのですか?
100人規模のベンチャー企業に入社して、2年半の法人営業をした後、海外事業の立ち上げを任されました。
台湾のタピオカミルクティー発祥のお店を代官山にオープンしたのですが、最初の半年は台湾で準備をし、その後の半年間で日本での立ち上げを経験。プロジェクトマネージャーとして自ら事業を創ることが、あの頃は楽しくて楽しくて……。
そうはいっても、日本だけで今後30年以上働くイメージが沸かなかった。
せっかくだし、世界を見ながら自分に合う働き方を考えようと思い、会社を辞めました。

自分の希少価値を高める場所で、勝負する
佐藤さんは、なぜ自らの手で事業をすることに積極的なのでしょうか?
大学生の時に、多くの起業家の方とお会いしたことが今の私の考え方に影響しているのだと思います。
起業家の方をお呼びして、それぞれが現在取り組まれているビジネスについて語り合う授業があったのですが、ここで「世界を変えていこう!」と本気で語る方々を見て、そんな生き方があるのかと目から鱗が落ちる思いでした。
国立大学だったので、周りの友人はメガバンクや大手企業に就職する人が多かったのですが、それだと大人数の中のひとりになってしまう。
それよりも、ニッチな場所でとがった存在になった方が自分の価値を出せるだろうと思い、ベンチャー企業に就職したのです。
カンボジアで働いている今も、その考え方は変わっていません。やはり、海外でビジネスをしている女性はまだまだ少ないので、それだけで興味を持っていただけることがあります。
「女性だから」と言われるのが嫌で、男性と同じ土俵で戦おうとした時期もあったのですが、女性というだけで希少性が上がるのであれば、活かした方が良いと思って。
自分はどんな環境にいれば価値を高められるのか?という視点は常に持っています。

九州の若者よ、もっと世界へ出よう!
今後佐藤さんが目指されていることを教えて下さい。
今はカンボジアで働くことで、社員と自身を成長させ、カンボジアという国への貢献をしたいと思っています。将来的には九州に戻り、九州の若者たちに対して海外を絡めた教育事業を行うことが夢です。
これは、私自身が16歳の時にアメリカに2週間行き、そこで大使館などを色々周らせてもらったことで「こんな世界があるんだ!」という気付きを得たことが原体験としてあります。
同じような経験を、九州の若者にもしてもらいたい。そして、もっと海外に出てもらいたい。
そのためにも、カンボジアで20代のうちに誰が見ても分かるような結果を出して、「こんな働き方もあるんだよ」と示せるような生き方をしたいです。
20、30代の方へのメッセージをお願いします。
どんな人にもたくさんのきっかけは訪れるているはずです。それをチャンスと捉えて行動を起こすかどうかで、他の人との差が出てくるのだと思います。人生は突然大きく変わるのではなく、小さな選択の積み重ねで変わっていくのではないでしょうか。
たとえば、もし「海外で働きたい」という思いがあるのであれば、一週間の休暇を取って現地に行き、そこで実際に現地で働く人たちの話を聞いてみる。人材紹介会社を訪問して、自分が活躍できそうな場所を具体的に探してみる。
また、たとえ現職が忙しくて実際に海外へは行けなくても、海外で事業をしている人の講演会を聞きに行ったり、気になる会社の日本支社を訪問してみる。とにかく、「これはチャンスだ!」と思い込んで行動することが重要です。
私は、今はまだ思いだけで走っている部分も多く、周りの方に迷惑をかけたり助けていただいてばかり。
それでも将来私が成長した時には、いただいた以上のものを世の中に返していければと思っています。ひとりでも多くの人が海外に飛び込めるよう、今日もカンボジアで頑張ります。
佐藤 奈緒さんの一日のスケジュール
05:45 起床、ヨガ
06:30 朝食、出社準備
07:30 オフィス到着、スケジュール確認
08:00 社内MTG(他チームのマネージャーと現状確認&改善提案)
08:30〜16:00 メール&電話対応、社外打合せ(3〜4件)
16:00 社内MTG
17:30 退勤、カフェで仕事or勉強
22:30 帰宅、読書&一日の振り返り
24:00 就寝
佐藤 奈緒さんのプロフィール
佐藤 奈緒/Nao Sato
修猷館高校、九州大学卒業、福岡出身の27歳。夢は「若者がワクワクしながら自分の夢を描き、自ら叶えられる世界を創る」こと。タピオカミルクティー発祥の店『春水堂(チュンスイタン)』の日本第一号店を代官山にオープンさせた後、単身カンボジアに渡る。2015年4月現在、カンボジアの人材紹介会社『CamUP Job(カムアップジョブ)』のCEOとして日々奮闘中。2015年12月までに「カンボジアで圧倒的No.1の人材紹介会社」を創る事が目標。
■ブログ:http://ameblo.jp/nao-asia/
■カンボジアで就職したい方は:http://camupjobagency.com/find-a-job/
■カンボジアで採用したい企業様は:http://camupjobagency.com/
取材・ライター
ABROADERS 代表
濱田 真里/Mari Hamada
海外で働く日本人に特化した取材・インタビューサイトの運営を4年間以上続けている。その経験から、もっと若い人たちに海外に興味を持って一歩を踏み出してもらうためには、現地のワクワクする情報が必要だ!と感じて『週刊アブローダーズ』を立ち上げる。好きな国はマレーシアとカンボジア。
Ambassadorのプロフィール




















by Nnn