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ミャンマーの地方に、世界に一つだけの特別な場所。偶然の出会いに支えられたオフィス完成までの道(後編)【教えて!噂の彼氏の海外事情】

Posted on 2017年10月13日
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地元の人に助けてもらいっぱなしで出来上がったオフィス。それは私にとっては、世界に一つだけの特別な場所。ミャンマーの地方の小さな街、ニャウンシュエでの物件探しから完成までのこと、その後編をご紹介いたします。

8月1日、わからないことだらけの内装工事がスタート。

とりあえず借りることにはしたけれど、よく考えていくと、ただの箱だったことに気づく。


壁、扉、床、棚、机、椅子、ライト、看板、窓などなど。 


やばい、考えなきゃいけないこと、必要なものいっぱいある。


 


でもここは、ニャウンシュエ。


 


東京でもなければ、ヤンゴンでもない。


 


ニトリもコメリもビバホームもカインズもない。

やーばーでー

設計図?なんてものは書いたこともないから、手書きの絵と


壁はこんな感じ、棚はこんな感じ、とインターネットから引っ張て来た写真を頼りに


つたないミャンマー語とジェスチャーで伝える。


そして彼らはこう答える。


 


「やーばーでー(大丈夫)」


 


この3年間、この言葉に何度冷や冷やさせられ、そして助けられてきたか。


 


決まってから動くまではかなり早い。


 


早速、ニャウンシュエ版ホームセンターのような場所に行きニャウンシュエというミャンマーの小さな町で何が揃うのか物色。


(物色するほどの広さじゃないが、、)


 


なるべくニャウンシュエにあるもので作り上げたかったけど、足りないものは、近くの大きな町タウンジーに買い出しに行ったり、ヤンゴン、バンコクで買ったりしたものあった。

未完成のまま、約2週間、ヤンゴンへ

8月7日から約2週間、ヤンゴンに行かなければならなかった。


内装工事は始まってまだ1週間。 


オフィスの一番の顔ともなる重要な扉、印象を決める壁はまだできていなかった。


ここまでミャンマー語のみで会話をし、意思疎通は30%くらいしかできていなかったので、ヤンゴンに行く前には通訳の方を通して、すべて伝えた。


内装工事にあたり、通訳を介したのはこの1回だけ。


 


返ってきた答えはやっぱり 


「やーばーでー(大丈夫)」

自分一人では何もできない

一番重要な扉と壁を残して、ヤンゴンへ。


心配。


いや、心配?


オフィス借りたい、ここに住みたいと突然現れ、内装のこと一切わからないのに、あれがほしい、これがほしいとわがままを言い、雨が降っても、バイクが壊れても買い物に付き合ってもらい、四六時中、「たみんさーぴーぴーらー? (飯食ったか?)」


と聞いてきてくれる、そんな大家さんたちのサポートがなかったら、ここまで何もできなかったのに今更、心配?


そんなこと自分に言う資格はない。失礼だ。


  


他人の国に住み、仕事をするということは、自分一人では何もできるわけがなく、その国の人の協力がなければ、絶対に何もできない。 


会社を辞めたからこそさらに感じた。


自分一人では、何もできない。


 


できることがあったとしても、それはきっと、楽しくない。

いよいよ、オフィスが完成!

約2週間ぶりに、ヤンゴンから戻ってきた。


 


その間にも、写真が送られてきて、経過はわかっていたので、ドキドキよりもわくわくしながらニャウンシュエに戻ってきた。


 


結果、これといって大きな問題もなく、仕上がっていた!


 


この後、家具を入れて、もろもろデコレーションをして、ほぼ完成!


 


いい感じ!

すべての出会いに感謝をし、歩んでいく

たくさんの人に助けてもらい、物件を見つけることができ、契約することができ、ヤンゴンから家具を送ることができ、そして内装工事を無事終わらせることができた。


だから、私にとってここは、世界に一つだけの特別な場所。 


あれもこれもない町だけど、たくさんの温かい人たちの助けがあった。 


オフィス前のお寺も道もこれから完成する。オフィスも、まだまだ進化する。


まだ事業が始まって間もないけれど、この恩を忘れず、きちんと返していけるよう、HOME Myanmarという会社はこの町で歩んでいく。


 


そう思わせてもらえた、オフィス完成までの道に感謝!

経験した日: 2017年10月13日

Ambassadorのプロフィール


鈴木俊良

大学時代に2年休学し中国、フィリピン、カナダで過ごす。旅行会社に就職し、入社5ヶ月目でミャンマー赴任となり、約3年勤務。2017年5月に退職後、ミャンマーの東北部シャン州のニャウンシュエにて旅行会社を起業。ミャンマーの地方から、面白いことを仕掛けていこうと奮闘中。

鈴木俊良さんが書いたノート


ミャンマー に関するノート