ABROADERS

  • HOME
  • 中国語学習のため台湾にワーホリで来てそのまま現地就職。私が今も台湾で働く理由

中国語学習のため台湾にワーホリで来てそのまま現地就職。私が今も台湾で働く理由

Posted on 2019年01月14日
0
8227

こんにちは。Reeracoen台湾シリーズ第二弾として、佐藤 文音(あやね)がお届けします!


■Reeracoen台湾・過去記事:初・台湾!ひとり暮らしも初!そんな私が台湾で働くことになった理由&台湾生活の感想


2014年に来台し、もうすぐ5年目に突入します。まさか5年近くも台湾にいるとは、当初考えてもいませんでした。


日本人の海外旅行先として人気第1位に輝くなど、日本と台湾がより身近になってきているのを感じる今日この頃。皆さんにもっと台湾就職を身近に感じてほしいとの想いで、まずは私の経験を書かせてもらいます。


 


 

台湾に来た理由

大学での専攻は中国語。卒業後は中華圏でも人気の化粧品会社にて接客販売の仕事に就き、中華圏のお客様の接客をすることもあったので、せっかくの中国語を忘れないように、語学カフェへ通い始めました。


その語学カフェで出会った先生が台湾の方で、友人として親しくなり、台湾の魅力をたくさん教えてもらううちに、「語学上達のためにはやはり現地に行くしかない!」との想いがつのって一念発起。会社を辞め、語学学校を探し、現地でアルバイトもできるようワーキングホリデービザを取得し来台しました。


留学にあたっての資金は、語学学校費用、家賃、生活費を見込んで、日本円で約100万円。デビットカードの申請をして渡台しました。・


 


 

語学学校での生活

「台湾師範大学語学センター」に入学し、一日4時間の授業を受ける生活を、9ヶ月間続けました。学費は1ターム(3ヶ月)で25,000元(約90,000円)ほどでした。


クラスメートは、韓国人・インドネシア人・タイ人・ロシア人・フランス人・アメリカ人・ベトナム人・南アフリカ人と多種多様で、今思えば非ネイティブ同士の答えのない中国語コミュニケーションでしたが、なんとかお互い通じていたから不思議です(笑)。


当時のクラスメートたちは本国に帰国している人が多く台湾に残っているのはわずかですが、今でもFacebookでのメッセージや結婚式の招待などのやりとり、台湾に遊びに来た際の再会などの交流が続いています。


当時はホームシックになることもありましたが、似たような状況の中、文化交流をしながら助け合った大切な仲間ができました!


 


 

アルバイトから正社員へ

台湾にいるあいだ、アルバイト経験をすることが私の目標のひとつでした。


語学カフェの先生に連れられバドミントン交流会に参加した際に、ある方がちょうど日本人を募集していたことから、ホテルの日本人客対応として採用され、オペレーターとフロントでの接客を担当することになりました。社内はもちろん中国語だったので良い練習になり、何より台湾人の同僚との交流が嬉しかったです。


平日4時間の勤務ながら、語学学校の宿題が毎日ある中では両立に苦労しましたが、ホテルでのお仕事はすべてが貴重な体験でした。ラグジュアリーな空間、お客様、イベントに触れることができ、人生の糧となっています。


 


語学学校の期間を終え、とりあえず日本への帰国を決め、アルバイトの退職を届けた際……バイト先から正社員登用のお声がけをいただきました。将来をじっくり考えたかったので一旦帰国はしましたが、正社員でのお仕事ならアルバイトの時より仕事の範囲も広がり、日本人客だけではなく台湾人や世界中のお客様への対応もできることに魅力を感じ、再び台湾に戻ったのです。


小さなご縁からアルバイト、正社員へと道がつながり、また、とても温かい上司や同僚に恵まれたことに今でも感謝しています。至らないところばかりの自分でしたが、周りの人に助けてもらいながら仕事をできたことが、今の私の「台湾へ恩返ししたい」「台湾社会に貢献したい」というモチベーションの源泉となっています。


もしあのまま日本にいたら、こんなに誰かに感謝することも、誰かに貢献したいという気持ちも芽生えなかったかもしれません。貴重な経験を、私は台湾にもらったのだと思っています。


 


現在は、台湾への想いを重視して、台湾国内で雇用機会創出のサポートができる人材紹介会社で働いています。


職務としては、私のように台湾で就職をしたい日本人求職者の方と、日本語スピーカーの台湾人求職者のお客様のコンサルタントです。求職者の方とは日本語でお話しする機会のほうが多いですが、同僚とは中国語で会話したりミーティングしたりするため、日々中国語の訓練にもなっています。


 


日系進出企業も年々増え、一見日本と変わらないような生活が送れる台湾ですが、やはり異文化。毎日起こることに一喜一憂し、充実した日々です。


同じアジアだけれど異文化。でも日本に優しい台湾に少しでも興味をもってくださる方が増えることを、心より願っています。台湾に関するお悩みは、ぜひREERACOEN台湾へご相談ください!


 


 


キャリアアドバイザー/佐藤 文音


https://www.reeracoen.tw/ja


 

経験した日: 2019年01月14日

Ambassadorのプロフィール


Reeracoen台湾

台湾で活躍されたい方向けの転職支援サービスを運営しています。経験豊富な日本人キャリアアドバイザーが、台湾転職をお手伝いします。 ABROADERSを通して、台湾で生活すること・働くことの魅力や実情をリアルにお届けしていきます。台湾でみなさんをいつでもお待ちしていますよ!笑

Reeracoen台湾さんが書いたノート


台湾 に関するノート