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インドネシア・ロンボク島でゲストハウスを営む女性にインタビュー!勤務先の倒産からの転機とは…?

Posted on 2019年02月14日
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右に座るのが、さださん


皆さまこんにちは! 先日、初インフルエンザにかかって3日間で4kg減り、その後見事V字回復した岸野 彩花です。


昨年末に、元派遣先のロンボク島を再び訪れた際には、大好きな生徒たち・お世話になった人々とうれしい再会を果たしました。実は帰りにはトラブルがあり、日本に帰れなくなって泣いたのですが……それはまた別の機会にお話しますね。


 


弾丸旅の中で、現地で人気のゲストハウスを営む、さだとき かおりさん(通称:さださん)に面白いお話を聞くことができました。さださんは、元銀行員。優しい笑顔でみんなを癒し、元気な息子さんふたりを育てるさださんがロンボクに移住するまでには、ドラマのようなストーリーがあったのです!


 


今回は、初のインタビュー形式でお送りします(ドキドキ)。
これから何か新しいことを始めたい、別の土地に行ってみたい、でもちょっと勇気が出ない……そんな人にぜひ読んでいただきたいです。


 

突然、人生が自由になっちゃった!

南ロンボクの風景


彩花:今日は宿の仕事や家事でお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。インタビューは初めてなので緊張しています。よろしくお願いします。


さだ:こっちも緊張するやん、やめてや(笑)。よろしくね~。


彩花:さっそく、さださんがインドネシアに来たきっかけを教えてください。
   たしか、日本では銀行員をされていたんですよね?


さだ:そう、でも27歳の時に勤めていた銀行が破たんして、全員解雇。人生がいきなり自由になっちゃった(笑)。


彩花:その後、どうされたんですか?


さだ:その後2002年から、前に何度か来たことがあったインドネシアのバリに2ヶ月半の旅行に来たの。1ヶ月くらい経って、ロンボク島から働きに来ていた今の旦那(ロンボク人)と知り合ってね。
   でも私はバリ旅行の後オーストラリアへワーキングホリデーに行くのが決まっててね。30歳でワーホリに行くのを「ギリホリ」って言うんよ(笑)。で、遠距離恋愛になったってわけ。


彩花:え、出会って1ヶ月半で遠距離恋愛!? 私だったら続かなそう……。


さだ:でもその時お互い30歳、大人やで。1ヶ月半、一緒にいてみ? 濃いで~。


彩花:なるほど(笑)。ひよっこには分からない世界です。


それで、遠距離恋愛は成就したわけですね。


さだ:そう、ワーホリは一年間やってんけど、3ヶ月オーストラリア・1ヶ月インドネシアを3度繰り返して……日本に帰る時、旦那を連れて帰ったってわけ。


彩花:きゃー!!ドラマだ!!!


 


 

移住に向けて、計画的にコツコツ…

さださんの営む「レッサ ホームステイ」


彩花:日本に帰国後は、どうされたんですか?


さだ:2003年7月に旦那と結婚して、「お金が貯まったらロンボクに行こうね」とふたりで話していて。自由度の高い派遣社員で働いて、ちょっと貯まったらロンボクに来て土地や家を買って、という生活だったね。その頃からロンボクの地価がどんどん上がっていて、たくさん預金して貯め込むより、早いうちに土地や家を買ったほうがいいと思ったんよ。日本で暮らした7年間で4回くらいロンボクに行ったかな。


彩花:すごい……きちんと目標のために投資して、計画的ですね。宿を開くっていうのはいつ頃決めたんですか?


さだ:日本に住んでいる頃から「ロンボクに行ったら宿をやりたいねぇ」と旦那と話してて。日本にいるあいだに息子ふたりを出産して、2010年についに家族でロンボクに移住したの。上の子が4歳、下の子が1歳だった。


 


 

インドネシアの離島での子育ては?

レッサ ホームステイ


彩花:息子さんおふたりとも元気でかわいいですね。インドネシアで子育てする上で困ったことなど、ありませんでしたか?


さだ:うちの子は少し、活きが良すぎて日本では少し浮くんちゃうかなと思う(笑)。インドネシアがあの子らには合っているみたい。日本ではよく動き回り、落ち着きのない3、4歳の我が子に多動の傾向を心配したこともあったけれど、インドネシアでは、うちの子に対して「ただのヤンチャ、アクティブ。子どもはこれが当たり前」みたいに言ってくれて、すごく安心できた。幼稚園の園長も「じっとしてる子どものほうがおかしいよ」という考え方で嬉しかった。そんな息子も今では中1。クラスの学級委員長してま~す(笑)。


彩花:インドネシアでは、子どもの子どもらしいところや個性を認めて、それを伸ばしていくんですね。のびのびしていますね!


 


 


 

さださんが経営する「レッサホームステイ」について

居心地の良さそうな雰囲気


彩花:さださんが経営されている「レッサホームステイ」は人気のスンギギビーチエリアにありますよね。どんなお客さんが多いのですか?


さだ:うちは、スンギギビーチの中心地から6kmくらい離れたところにあるんだけど、レンタルバイクがあるし島の中心街マタラムにも近くて、ヨーロッパからたくさんお客さんが来てくれるよ。日本人のお客さんはだんだん増えては来ているけれど、まだ少ない。中には数ヶ月、ロングステイする人もいるの。


彩花:居心地がいい宿なんですね。私も泊まってみたいな~。


 


 

2018年8月、ロンボク島大地震を経験

街のシンボルのモスクにも、大地震の爪痕が残っていました


彩花:先の地震の時は、どうでしたか? 津波が来るかもとパニックになって多くの人が東側に逃げたと聞きました。


さだ:地震の時には、みんな一斉にワーッと外に飛び出して逃げたよ。私たち家族の住む家は大きくヒビが入った所もあり、修理が必要だったけど、お客さんの宿泊棟は大丈夫だった。海で波が大きくなっていると聞いて津波が心配だったけれど、その時リピーターの日本人の方が泊まっていて、その人が元自衛隊員で災害に詳しくてね。「(津波の前は潮が引くから)波が大きいなら津波は来ない」と言ってくれて。私たちはお客さんとホームステイにとどまったの。


彩花:そうだったんですね。偶然、詳しい方がいて本当に良かったですね。


さだ:そうだね。地震から数ヶ月経ったけれど、まだお客さんは減ったまま戻ってこなくて、スンギギエリアも寂しいよ。


彩花:私が昨日行った時も、シェラトンホテルなどがあるエリアも閑散としてました。早く前の賑やかで華やかなスンギギの姿に戻ってほしいですね。


 


彩花:今日は本当にありがとうございました。


さだ:いえいえ、私はまたいつでもロンボクで待ってるよ~


 


 

終わりに

スンギギビーチ


現地の人々にも海外からの観光客にも大人気のスンギギビーチは、ディープアジアとおしゃれリゾートが一体化した感のある、素敵な場所! 私のイチオシはやっぱり夜の海を見ながら食べる焼きトウモロコシです(笑)。


 


ぜひ皆さんもロンボク島へ、スンギギビーチへおこしください!


そして、スンギギへお越しの際は、ぜひ優しい笑顔のさださんがいるレッサホームステイ(https://booki.ng/2TBR7NU)を訪ねてみてください。きっとおいしいモノ、素敵なトコロをたくさん教えてくれるはずです。


あぁ、私もはやくロンボクに戻りたい……!


 

経験した日: 2019年02月14日

Ambassadorのプロフィール


岸野彩花

宮城県出身。東京外国語大学インドネシア語専攻。東南アジアの活気と多様性、とにかくおいしい食べ物に魅了され、東南アジアに渡る度に一回り大きくなって帰国する。弱い立場におかれやすい子どもへの支援に関心をもち、府中市やインドネシアでボランティア活動に携わる。

岸野彩花さんが書いたノート


インドネシア に関するノート