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現地化のススメ! 海外でビジネスをするための6つの心構え

Posted on 2015年06月11日
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みなさんは、海外でビジネスをする際に大事なことはなんだと思いますか? 私は、「現地化」することが何よりも重要だと考えています。 海外に出るということは、文化や言語、習慣が全く異なる人たちの国に “ビジネスをさせて頂く” わけであって、自国のやり方を突き通してばかりでは土足で近所のお家に踏み込んでいるのとあまり差異がありません。

 

そのため、海外の人たちにより近い目線で相手と付き合わなければならないと私は考えており、これをいわゆる現地化だと捉えています。

そこで今回は、私が率先している現地化に向けての6つの方法をお伝えします!

1.ベトナム料理で食生活から理解せよ!!

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なんといってもまずは食事です!

私の場合、ベトナムに住んでいるのでベトナム料理をかなりの頻度で食べています。

パクチーのような香菜は未だに苦手ですが、それ以外は基本的になんでも食べます。

やはりベトナム人と同じ物を食べなければ、彼らの普段の生活を理解することができないと考えています。

しかしながら、ベトナムに住む日本人の大半はベトナム料理があまり好みではないのか、毎日日本料理屋に通う人ばかりです。

海外で日本料理を食べると、現地の料理の2倍、3倍以上の値段がするので、現地人はあまり食べることができず、そこで食事の観点から両者のわかりあえない溝が生まれるかもしれませんね。

ベトナム料理の中にもおいしいものはたくさんあるので、挑戦すればいいのにといつも思っています。

2.危険も承知!ベトナムの交通を体感せよ!!

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普段、私は移動する際にバイクを使っています。

ベトナムには地下鉄がなく、個人用の自動車を持っている人もまだまだ少ないので、言わずもがな、ベトナム人はバイクを使って移動します(引越しのための家具すらバイクに載せます)。

私はさすがに大きな物を載せた経験は今までないですが、ベトナム人と同じ交通手段を使って、現地化を図っています。

ベトナムの交通がいかに危険か、そして、いかに彼らのギリギリで避けきる阿吽の呼吸に近い運転テクニックは自らがバイクを運転しなければ、到底理解不可能です。

バイクを通じて現地人に近づく私を見て、ベトナム人はいつも驚いております。

会社の規則でバイクを使用できないところもいくつかあるとは思いますが、バイクを乗ることはオススメです。

※ベトナムでバイクを運転できればどこの国でも運転できる自信が生まれますよ!

3.住めば都!WiFiと布団さえあれば生きてける住居に住んでみよ!!

短期的ではありますが、ベトナム人と同じ家に一緒に住んでいました。

日本円にして15000円程度の部屋を借りていますが、非常に狭くて、暑いです(クーラー壊れて、キーキーいっています)。

一方、現地で働く日本人はサービスアパートメントと言って、洗濯掃除付きの良い部屋を借りるのが普通です。

それ自体全く悪いことではなく、海外に住むメリットではありますが、ベトナム人の住居環境を理解するには難しいのではないでしょうか。

だから、現地人が住むような家に一度は住んでみて、現地人の生活を体験するのは良いことだと思います。

4.逃げちゃダメ逃げちゃダメ!言語を学んでみよ!

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かつて現地語に関する記事を書かせて頂きましたが、その時よりも今はかなりレベルアップしています。

仕事上で簡単な会話はベトナム語を使う時間が二次関数のグラフ並みに右肩上がりになっています。

ベトナム語のクラスに通っているわけではありませんが、少しでも親しみを持ってもらうためにもベトナム語を少しずつ覚えています。

ベトナム語で冗談も言えるようになり、社内で笑いを取る機会も増えています。

一方、日本人は半ば言語習得を諦めている人が多く、英語か日本語での会話がほとんどを占め、現地語を使った交流は閉鎖的です。

どうして現地に進出しても、現地の言葉を覚えようとしないのか私にはあまり理解できません。

現地人の言葉を学ぶことは、現地人への敬意の表れだと私は考えています。

したがって、海外に長期で住む際は、現地語を覚えて現地化を推進してみませんか?

5.限られたリソースを最大限に遊んでみよう!!

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娯楽が少ないとよく言われているベトナムですが、現地人の目線に合わせてみると様々な娯楽を体験可能です。

例えば、ビリヤード。

日本にいるときはあまり見かけなかったかもしれませんが、ベトナムにはそこらじゅうにビリヤードがあります(いかがわしいところも多いです)。

たまにベトナム人の社員に誘われてビリヤードをやるのですが、彼らとビリヤードをするとかなりエキサイティングです。

まあ、毎回ぼろ負けなので、いつか勝ちたいと思っていますが……。

その他にも、ホーチミンであれば市内のど真ん中に教会があり、その隣に公園があります。

ベトナム人の若者はそこに新聞紙をひいて、友達と話を囲んでコーヒーを飲みながら騒いでいます。

日本と比べて遊ぶところが少ないのは事実かもしれませんが、彼らは使える資源を最大限に生かしており、私もたまに参加しますが、非常に楽しいです。

これも現地化する上で大切なことかなと勝手に思っています。

6.コストパフォーマンス重視の散髪を体験せよ!!

日本人はベトナム人に髪を切られるのをすこぶる嫌がります。

私も実際、中国留学中は中国人に切らせる事はなく、自分で全て切っていました。

とはいえ、ベトナムに働くにあたって私は勇気を出してベトナム人の散髪屋に行っています。

値段は5万VND(約250円程度)です。 言葉が通じなくて不安?確かにそうでしょう。

自分の印象を決める髪型を適当にやられては困ります。

私はいつも以下の方法で髪を切ってもらいます。

(1)グーグル画像検索で「メンズ 髪型」と検索

(2)理想とする髪型をベトナム人の美容師に見せる

そうすると、1秒だけチラッと写真を見て、「OK!」と頼もしい一声とともにスタートします。

しかし、1回見ただけで、後から確認など一切しません……。

そう、彼らは結局自分の世界に入るのです。 気づけば思っていたよりも2、3センチ深く切られていますし、全てすきバサミで切ったせいか不揃いで、全く納得がいきません(笑)。

その上チップを要求された時は苛立ちを隠しきれません。 この話をベトナム人に話すと爆笑されますが、現地化するために現地人の世界を見ることに必死な私は意外と楽しんでいます。

でも自分で髪の毛切ったほうが上手だと思います。  

 

さて、これだけ現地化!現地化!と謳ってはいますが、なんでもかんでも現地化すれば良いとも思っていません。

現地化に向けて行動することで、相手との目線を合わせようとすることが大事ではありますが、日本人であれば日本人の大切な価値観、例えば、時間を守ることやチームワークを大切にすること、他者への気遣いなどは忘れずに実践していかないとなりません。

現地人の目線と日本人の目線、この両方を持った人間になることが、現地化であり、グローバル化の方法なのだと思っています。

日本人の良いところと現地人の良いところ、両方兼ね備えた人間がいたら強い人材ではないでしょうか?

海外の企業もそのような人材を必要としていると思いますし、今後海外で出ざるを得ない企業に勤める人や海外からやってくる外国人を受け入れなければならない企業では特に必要とされる人材かもしれませんね。

今回の現地化のススメを通じてお伝えしたかったことは、現地に染まりすぎず、日本人を捨てすぎず、という微妙なバランス感覚を持った人間にならなければならないということです。

海外に出ることだけに満足せず、現地人の生活にも興味を持ってみましょう。

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ライター

吉川 真人/Makoto Yoshikawa

同志社大学卒業。17歳の時に3年間一言も話さなかった父親と死別し、思ったら即行動を心掛けるようになる。大学3年時に休学し、1年間北京に留学をする。その結果、早くから海外で経験を積む事を心に決める。紆余曲折があり、現在ベトナムの某人材紹介会社で修行中。鎖国した日本を開国させることが目標。

 

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吉川真人

人がやらないことをやることに意義を感じる若者。 中国とベトナムをかなり旅行したのでマコトリップアドバイザー実施中 生い立ち 京都府向日市出身。 6歳から18歳は滋賀の“ど”田舎で過ごす。 2009年同志社大学文学部英文学科入学。 大学3年時に休学し、1年間北京の中国青年政治学院に留学。 3ヶ月ほどで日常会話以上のレベルに達し、簡単な通訳を務める。 その結果、早くから海外で経験を積む事を心に決める。 2014年同志社大学卒業。 卒業後ベトナムに移住

吉川真人さんが書いたノート


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