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渡航前に知っておきたい!インドネシアで旅する・暮らすのに役立つ10のこと【保存版】

Posted on 2019年03月12日
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スラマッシアン(こんにちは)! 公子です。
年末はプレゼント交換に盛り上がり、年越しは街中で花火を打ち上げて盛り上がったと思ったら、新年2日よりすっかり通常モードのジャカルタ。今を楽しむこの国らしく、淡々と2018年が始まりました。


 


さてさて、いまだから当たり前のように暮らしているインドネシアも、来た当初は私も色々と戸惑うことがたくさんありました。最近、新しく入社した日本人スタッフたちからも「え~! そんなこと知りませんでした! 先に教えてくださいよ~!」と言われてしまい、「あぁ、そっか……」と、すっかり初心を忘れていた私。


改めて、これからインドネシアに遊びに来られる方、暮らす予定の方にきっと役立つポイントを10個、ご紹介します。


 


 

インドネシア滞在で、知っておくべき10のヒント

1)ティッシュをいつも持ち歩こう
トイレに紙が用意されていないことがしばしば! 元々トイレでも使うのは水だけで、紙を使わない文化でした。ティッシュが至る所に設置されるようになったのは、わりと最近のことなのです。


 


2)トイレで用を足したら、紙は必ずゴミ箱へ!
インドネシアは、下水処理技術が日本のように整っていません。また排水管が細くて、流したものが詰まってしまうこともあるのです。そのため、トイレ個室にはゴミ箱がたいてい設置されています。そちらに捨てるようにしましょうね!


 


3)右手が大活躍
慣習で、左手は不浄とされています。物の受け渡しや、握手などの時は右手を使いましょう。ジャカルタでも水洗トイレが多くなりましたが、地方ではまだ和式トイレが多く、脇に置いてある桶から水を汲んで流します。右手で水を汲んでしっかり流してくださいね。


 


4)公認の宗教は5つ!
インドネシア政府には宗教省というものがあります。この省公認の宗教は「イスラム教」「キリスト教」「ヒンズー教」「仏教」そして「儒教」の5つ。いずれかを信仰するように求めています。「私は無宗教です」という発言は、なるべく慎むように!


 


5)お祈りの時間は邪魔をしない
イスラム教徒が9割近い、この国。彼らにとって1日5回の礼拝は最優先事項です。断食月は、夕方6時になると運転中でも車を止めて食事を取ることがあります。厳しい修行をしているのだと思って、優しく見守ってくださいませ。


 


6)ウェットティッシュは常に持ち歩くべし
最近、ジャカルタは特に、衛生面がずいぶんと改善されてきました。でも、レストランでついたテーブルがきれいに拭かれていないことも時々あります。胃腸の弱い日本人の天敵・菌の発生を防ぐ為に、常にウェットティッシュを持参して衛生を保ちましょう。


 


7)バッグは必ずチャック付きで!
日本人はスリへの意識が低く、よく狙われてしまいます。ポケットに財布を入れないこと、歩きスマホはしないこと、バッグは必ずチャック付きのもので閉めておくこと。年末にインドネシア人スタッフがバッグの紐を切られて、鞄ごと取られました。スーパーでは、買い物かごの中に財布を不用心に入れて、すられる人もいます。そこ、後ろ! 気をつけて!!


 


8)パスポート(コピーでOK!)は常に持ち歩く
外国人のイミグレーションやビザ発給条件が年々厳しくなっています。パスポートを携帯していなかったというだけで罰金となった例も過去あります。自分は外国人であることを忘れず、自分の身は自分で守りましょう。


 


9) タクシーは必ず「Blue Bird(ブルーバード)」
UberやGrab Taxiの台頭で、タクシーのサービスレベルが格段に上がりました。しかし、中にはまだまだ不当な請求やメーター調整をしてくるものがあります。その中で最も安心できるのはBlue Birdタクシー。空港の到着ゲートで価格交渉をして来る人もいますが、話に乗ってはいけません。自分でBlue Birdを見つけて、担当のスタッフに誘導してもらい、乗車しましょう。万が一の時のために、乗車前にタクシーナンバーを控えておくといいですよ。


 


10)挨拶を忘れずに!
インドネシア人はとても穏やかな優しい人たちです。タクシーに乗ったら、挨拶してみましょう。


selamat pagi(スラマッ パギ=おはよう)


selamat siang(スラマッ シアン=こんにちは/昼時)


selamat sore(スラマッ ソレ=こんにちは/夕刻)


selamat malam(スラマッ マラム=こんばんは、おやすみ)


そして、降車時は「Terima kasih(トゥリマカシ=ありがとう)」と笑顔で! ちょっとでも自分の国の言葉を話してくれると、嬉しいものですよね。心の距離が近くなりますよ。


 


 

最後に

いかがでしたか? インドネシアに来られる際の手引書として使ってください。知らないのと知っておくのとでは、きっと違うはず。


文化の違いに戸惑うこともありますが、受け入れて、日本との違い、この国の暮らしを理解して楽しんでいきましょう♪ では、サンペジュンパ|(またね~)。


経験した日: 2018年01月10日

Ambassadorのプロフィール


公子

85年生まれ、福岡市博多区出身。大学在学中にイギリスのリーズ大へ交換留学。 海外就労に憧れていた私は、ハウスメイトのガーナ人に相談をしたら「日本でやるべきことが沢山ある」と言われ、一転、国内就職。リクルート「九州じゃらん」で、地元福岡のホテル・旅館の営業をしながら地域活性に従事。その後、”都市の劇場”といわれる商業施設「キャナルシティ博多」でイベントと販促の企画運営(海外アーティスト招聘、 通訳、ディレクションなど)を担当。 26歳で地元を離れ、名古屋〜東京を経て移り住んだ長野・小布施町での農業との出会いが人生を変える。米篤農家の日本米生産の現地法人立ち上げで来イし、ジャポニカ米のブランド作りに邁進。しかし経営者撤退に伴う法人解散となり、合弁先のインドネシアの日系スーパーに転職。現在は、バイヤー・デザイナー・商品開発・経営企画を兼務し、日本の外から「食」を支えるべく奮闘中。

公子さんが書いたノート


インドネシア に関するノート