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新型コロナウイルス騒動のホーチミンで、どうやってすごしているか教えます!

Posted on 2020年04月15日
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皆さん、こんにちは! ベトナム・ホーチミン市在住の相原です。30歳にして初の海外生活を開始してから1年1ヶ月が経過しました。


2020年に入ってから、新型コロナウイルスの影響で世界中が落ち着かない状況となっていますね。


今回は、このような状況の中、ベトナムではどうやって過ごしているのか? 4月上旬時点での私のふだんの生活や仕事で変わったことをご紹介します!


 


 

1.ベトナムではマスクは以前から生活の一部

感染予防・拡散予防のためにマスク着用を叫ばれています。日本の皆さんもスーパーやドラッグストアに買いに行ったのではないでしょうか?


ベトナムにおいてもマスク着用を推奨、または義務となってきています(場所や時期によって異なりますが)。もちろん私も、外出する際は必ず着用しています。


しかし、ベトナム人にとってマスクは以前から生活の必需品であり、「毎日マスクするのは大変」といった雰囲気はありません。


ベトナムは自動車よりもバイクのほうが圧倒的に多い、バイク大国です。通勤や外出にもバイクを頻繁に使います。バイクタクシーを運営している企業も複数あり、たいていアプリで呼ぶことができます。バイクがありふれているため、数分もせずに現在地に迎えに来てくれるのでとても便利です(便利すぎて歩くのが面倒に感じるようになります)。


そんなバイクが生活に根差したベトナムですが、バイクは全身が外気にさらされる乗り物なので、ベトナム人はバイクに乗る時、必ずマスクを着用しています。


 


マスクは使い捨てタイプよりも、布マスクが主流です。厚手の生地でつくられており、色や模様がさまざまで個性があるため、お土産としても人気です。布マスクは私も持っていて、使い捨てマスクが売り切れて手に入らない近頃は大活躍してくれています♪


このようにベトナムでは以前からマスクは日常の一部になっています。今回の新型コロナウイルスによるマスク着用の推奨・義務に対して、ベトナムの方々に抵抗感は、個人的には感じられません。


現在では、リモートワークになった企業もあり、買い物などで外出する際は必ずマスクをしています。マスクを着用していないとオフィスビルに入れないなどの制限もあり、雑貨店などでも多く導入されています。


 


 

2.店内での飲食はできないが、デリバリーができる!

食事面では、外食に出かけていたのが、すべてデリバリーになりました。ベトナムは前述の通りバイク大国であり、配車アプリが多くあります。そのアプリのサービスのひとつに飲食のデリバリーがあるんです!


外出を控えなければならない状況でも、デリバリーで食事を注文できます。ローカルフードからファーストフード、日本食まで何でもあります。日本ではUber Eatsが有名ですね。


現在、ベトナムの新型コロナウイルス対策として、飲食店のほとんどが店内での飲食は不可ですが、デリバリー対応しているお店が多くあり、食事に不自由していません。


食事に限らず、コーヒーやスムージーなどもデリバリーできます。


ベトナムはコーヒー豆の生産世界第2位を誇る、コーヒー大国です。そのため昔からコーヒーを飲む習慣が根付いていて、至る所にカフェが乱立しています。
よく飲まれているのが、ベトナムコーヒーなのですが、これがとにかく苦い、濃い!! しかもグラスの三分の一しか入ってない。実はこれには理由があります。
濃いコーヒーに大量の氷をあわせて提供されるのですが、その氷をゆっくり時間をかけて溶かしていき、コーヒーを薄めて飲むのです。時間をゆったり使って氷を溶かす時間を楽しむ。それが習慣となっています。素敵な文化ですよね!しかし、そんなことを知らないで初めてベトナムコーヒーを飲んだ時は衝撃を受けました。うめきたくなる濃さ。私はアメリカン派のため、あっさり敗北。水をがぶ飲みしました。
氷が溶けるのを待っていられない方は、セルフでお水を入れたり、牛乳を足してカフェラテにしたりするのがオススメです!


「シントー」というフルーツスムージーも有名です。ベトナムコーヒーと同様によく飲まれる一品です。


 


 

3.WEB飲み会が休日の楽しみのひとつに

平日はリモートワーク、休日も基本的に外出ができないため、ずっと家にいるのも退屈しがちですよね。


オンラインゲームや、英語の勉強、読書、映画鑑賞など室内でできることに没頭するのもいいですが、最近私は楽しみがひとつ増えました。


それは、WEB飲み会(オンライン飲み会)です! 外出できなくても会社の同僚や友達と気楽に話して飲むことができます♪ そのため、自宅にいながら飲み会をする機会が一気に増えました。


お酒を飲まなくても、食事やコーヒーブレイク、いつでも簡単に繋がることができます。今回の新型コロナウイルスの影響から、確実に飲み会の機会が増えていると感じます。ちなみに私はリモートワーク開始2週目でWEB飲み会を4回しました!!


LINEのグループビデオコールや、Google ハングアウトなどのWEB会議ツールなどを利用するのですが、仕事でも活用しています。


私の会社ではリモートワークとなっていて、一日に朝・昼・夕方の3度、社員全員でビデオ会議システムにアクセスして顔を合わせています(みんな自宅勤務の為、中にはお子さんも一緒に映る人もいてとても和むんですよ~!)。


オフィス内で仕事をしていた頃は、席を立たずとも会話ができていました。それができない今、それぞれのパフォーマンスが下がらないように工夫を凝らしながら、WEB会議ツールを駆使した対応を進めています! 


 


 

さいごに

ベトナムでは、これまでの生活から変わった部分も多少ありますが、今回紹介したような便利なサービスやツールによって、生活や仕事が継続できています。


しかし現在は、これからベトナムをはじめ海外の企業へ就職しようとしている方にとっては厳しい状況となっています。現状の生活、就職活動、渡航準備、実際の渡航まで、いろんな面で不安な状況かと思います。


 


一方で、この状況は遅かれ早かれ良くなるはずです。海外在住の私も、生活や仕事ができなくなっているわけではありません。


まずは、ご自身の体調には十分に気を付けて、人との距離に気を付けながら生活しましょう。そのうえで前向きに海外就職を目指していただけたら嬉しいです!


 


 

経験した日: 2020年04月15日

Ambassadorのプロフィール


Reeracoenベトナム

ベトナムで活躍されたい方向けの転職支援サービス【ABROADERS CAREER】を運営しています。経験豊富な日本人キャリアアドバイザーが、ベトナム転職をお手伝いします。 ABROADERSを通して、ベトナムで生活すること・働くことの魅力や実情をリアルにお届けしていきます。ベトナムでみなさんをいつでもお待ちしていますよ!笑

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