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サラリーマンからインドネシアの農家へ 「おいしいもの」を食べる豊かさ探し

Posted on 2016年07月15日
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こんにちは! 公子(こうこ)です。 私は、インドネシアの首都ジャカルタから東へ100km離れた、西ジャワの田んぼからお届けしています。29歳の時に、米作りをしにインドネシアへやってきました。

 

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農家のみなさんと一緒に

農業大国、インドネシア

ここインドネシアの人口は2億5000万人、国土は日本の5倍です。毎年、シンガポールの総人口とほぼ同じ500万人の子どもが生まれています。

インドネシアの基幹産業は農業。稲作が中心です。この国の主食であるお米の消費量は日本の6倍にものぼるのです。

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日本人にとっても懐かしい光景が広がるインドネシア

 

インドネシアは赤道直下で日照時間が12時間、年間の気候も雨期と乾期だけで二期作が可能です。地域を変えればサイクルもずらせるので、365日田植えができるのです。

国内各地を回って毎日植え付けする超人も生まれる可能性がある!(そんな人を育ててみたいですね)。

「豊かさ」を考えたのがきっかけ

さて、実は私、日本で農業をしたことがありません。もともとは広告会社に勤めるサラリーマンでした。

広告営業でホテルや旅館を回ったり、広告代理店で商業施設の販促をしたり、イベントを企画運営したりしていました。

地域がより良くなるように、と感性や生活を豊かにする「プラスアルファ」をする仕事です。

しかし、東日本大震災が発生した同日にヘルニアを発症。福岡の病院で手術をしました。その後、仕事もやめて丁寧に生きることを心がけていた時、「豊かさって何?」ということを考えるワークショップに参加したのです。

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「豊かさ」。考えたこと、ありますか

 

モノがあることや幸せなこと、人のつながりがあること。さまざまな意見が出る中、私は「寝て、食べて、歩いて。人間がちゃんと生きられることじゃないか」と、自分なりに豊かさに気づきました。

「農業をしたい!」

27歳の時、私は長野・小布施町という人口1万人の町に住んでいました。それまで暮らしていた福岡、東京、名古屋という大都市での暮らしには虚無感があったのですが、ここでは農業が生活の中にあり、作物に合わせて四季を感じることができました。

農家さんたちが作った桃やりんごの収穫を手伝い、それを町外で出張販売をすると、作り手の声や想いが買い手に伝わって、驚くように売れることも体験しました。

少しずつ「私も農業をしたい」という想いが強くなりました。

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インドネシアで米事業をする仲間たちとともに

 

しかし、供給が足りている日本での就農が腑に落ちず、なかなか一歩を踏み出せなかった時、インドネシアでお米の栽培・調査をしている長野県の米農家さんと元サラリーマンのにんにく農家さんに出会い、同行したのが、初めてのインドネシア訪問でした。

作っても作っても需要があるインドネシア

インドネシアのお米は、細長い「長粒米」が主流なのですが、短粒米の日本米も旨味や甘味があって人気が出始めています。

さらに日本では余るほどの日本米も、インドネシアでは作っても作っても足りない状態。追加オーダーが常に発生しています。

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実り豊かな水田

 

しかし、この国では生産管理がとても大変。見ていないとすぐにお金がなくなったり、スタッフが仕事に来なかったり、栽培方法が安定しなかったり。生産・販売管理のためにまずは数カ月の滞在を、と思ったのがいつの間にか2年半になってしまいました。

日本だと年1回の生産もインドネシアでは倍速なので、経験値も早くアップします。

田舎生活にも慣れ、食を支えているという自負も生まれ、「四歩進んで三歩下がり」ながらも、努力が少しずつ実を結びつつあると感じます。そして間もなく、インドネシアで農業経営を行う「農業法人」が立ち上がろうとしています。

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二期作で農業体験も倍速!

 

引き続き、インドネシアでの農業や暮らしをお届けしていきたいと思います。

 

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