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組織運営、キックボクシング、起業…学生時代の「遊び」がすべて、今に生きている(個人ヒストリー前編)

Posted on 2018年11月05日
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これまでは学校運営の奮闘記を書いていましたが、今回は趣旨を変えて私の半生にフォーカスします。


多くの方に「変わった面白い人生だね!」と言われることがあるのですが、私が28歳でバングラデシュで学校をゼロから立ち上げ、運営することができているのも、それまでの過程で培われた経験や知識、マインドがあったからだと心底思うからです。今回はその前編です。


 


 

学生時代、組織運営に興味をもった

私の人生は、長期的な目標を掲げて、その目標を叶えるために努力し続けてきた人生……というわけではありません。目の前のウキウキ・ワクワクする楽しいことに没頭していたら、いつの間にか多くのことを学んできたなぁ、というのが実感です。決して一貫性のある道のりというわけではありませんが、思い返せば今までの経験が役に立って現在に至っているのだから不思議なものです。


今はバングラデシュで学校運営をしていますが、組織運営というものを初めて意識したのは大学時代でした。


 


当時、学科内の式典・行事等の企画・運営をする学生会に所属していました。100名以上の学生が所属する大きな組織なのですが、私が大学3年生の時に幹部として運営に関わることになり、何も分からないまま先輩方に教えを乞いながら運営し始めました。


当時は楽しさよりも、うまくいかずもどかしい気持ちになることが多かったように思います。ただ、ここでの失敗体験が後々、自分をマネジメントの勉強に向かわせ、「いつかは自分で組織を動かしてみたい」と意識するきっかけとなりました。


 


 

キックボクシング、からの海外生活!?

そして、実は学生時代にプロのキックボクシング選手でもありました。


興味本位で始めたところ、半年後にはアマチュア大会で準優勝し、それをきっかけにプロに転向するまでになったのです。


プロ選手としては、大学院修了時の24歳まで続けていました。可能なら続けられるところまでチャレンジしたいという気持ちとは裏腹に、親に学費を払ってもらっている身分だったこともあり、さすがに就職しないでキックボクシング選手になるとまでは言えず……(苦笑)。でもその時の判断も、間違っていなかったと今では思えます。


 


キックボクシングを通して心身が鍛えられたのはもちろん、別の観点でも今に繋がっていることがあります。「アジアでの生活を知る機会があった」ことです。


私のトレーナーがタイ人だったこともあって、日本だけでなくアジアにも自然と目が向くようになりました。ボクサー生活の中ではよくタイの田舎に住み込みで練習しに行くこともあり、現地での生活を通して文化や宗教など多くの違いを知り、海外への興味もより強くもつようになりました。


これによって私の中で「日本で働くことが当たり前」といった概念が崩れて、バングラデシュでの仕事の話がすんなり受け入れられたのも、こういった経験のおかげでしょう。


 


 

実は、起業も経験した

学生時代は、他にも面白そうと思ったことには色々チャレンジしていました。


大学院生の時に始めた懐石料理店の起業もそのひとつです。ある投資家からの誘いを機に、本職の人も交えた3人で割烹料理店をやることになったのです! ここについては話すと長くなるので割愛しますが、当然そんな簡単にいくわけもなく問題だらけでしたね(笑)。


準備が大切なのはもちろんのこと、立ち上げ時ならではの、突発的な問題に対してのリスクマネジメントなどは、この起業時での経験が、後のバングラデシュでの仕事にも活きましたね。この経験がなければ、バングラデシュの学校立ち上げではどうなっていただろう……考えさせられます。


その後、私は割烹料理店の経営を退きましたが、お店は今でも順調に続いており、地元客に親しまれる店になっています。


 


そして、次回はその後、どういった流れで現在の仕事をすることになったのか……!? 後編をお楽しみに!


 

経験した日: 2018年11月12日

Ambassadorのプロフィール


K.Furusawa

宮城県仙台市出身。大学在学中はプロキックボクサーとして活躍。卒業後は日本の私学教員をやりながらタイ、カンボジア、ネパール、ミャンマーなどアジアの教育支援に携わる。その後、とある公益財団法人の仕事としてバングラデシュでモデル校となる学校建設・運営を任される。現在は生徒数約800名の学校をバングラデシュで運営中。

K.Furusawaさんが書いたノート


バングラデシュ に関するノート